日本応用数理学会 研究部会

連続体力学の数理


Mathematical Aspects of Continuum Mechanics(MACM)

研究部会「連続体力学の数理」:

木村 正人「連続体力学の数理」研究部会の活動の紹介 (2021) より

Mathematical Aspects of Continuum Mechanics (MACM)は、2005年に、研究部会 「特異性を持つ連続体力学(CoMFoS)」として発足し、その後2010年4月から現在の名称に変更しています。大塚厚二先生(広島国際学院大学、JSIAMフェロー)が中心となり研究部会を立ち上げられ、長く主査を務められていましたが、2019年度より主査を木村に交代しています。発足時の経緯やその後の活動については、大塚先生の書かれた文章 [1, 2] をご覧ください。


参考文献:

[1] 大塚厚二,連続体力学の数理研究部会(研究部会だより),応用数理,22 巻 (2012) 3 号.

[2] 大塚厚二,「連続体力学の数理」研究部会,JSIAM Online Magazine,研究会便り,Article: I1806A (2018).


続きは JSIAM ONLINE MAGAZINE 研究部会だより 木村 正人「連続体力学の数理」研究部会の活動の紹介 をご覧ください

主要なリンク

オーガナイズド・セッションにおける活動

9月の年会、および3月の研究部会連合発表会では、毎回オーガナイズド・セッション(OS)を開催し、最近ではコンスタントに3セッション(10~12講演)を設けています。2010年に名称変更してから、研究対象が大幅に広がり、現在では、弾性体力学・破壊力学・亀裂進展・レオロジー・材料科学・散乱問題・地震・断層問題・多孔質媒体・転位・結晶格子欠陥・自由境界問題・粒子ダイナミクス・粒子法・有限要素法・境界要素法・機械学習、など、連続体力学の数理に関心を持つ様々な分野の研究者の交流の場となっています。最近では、参加者による異分野共同研究なども活発に行われています。

国際会議CoMFoS の開催が、OSと並んで重要なMACMの活動の柱となっています。研究部会の名称はMACMに変わりましたが、国際会議シリーズの名称はCoMFoS を引き続き使用しています。2021年が通算21回目となるCoMFoS21でした。初期のCoMFoSは、外国人ゲストを招いた国内会議でしたが、CoMFoS15から国際会議が通例となっています。